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本音と建前。
 週末に半分義務で嫁の実家に行くことがある。犬の世話をしたり、嫁の家族と飯を食ったりするためだ。ある時、義母が「これからデートするのか」と訊くので、「そのつもりだ」と答えた。すると飯を食い終わって、出かけようとすると義母が「どこへ行こうか」というようなことを言い出した。一緒にどこかに行きたいのなら、そう言えばいいのに…。それ以前に、自分の娘である嫁はともかく、僕なんかとどこかへ行ってもおもしろくないとおもうのだが。

 義母が特別に嫌いというわけではなく、僕は基本的に人に会うのが嫌いなわけで、嫁は「オッパと親しくなりたいんだよ」とか言うけど、それはおそらくありえない話だ。親しい人はほぼ最初から親しいし、僕はその人の第一印象を変えることがほとんどないからだ。

 実は明日も嫁と出かけるのだが、義母がついてくることになり、「ついてくるのが嫌そうに見える」と言われた。見えるもなにも、嫌なのだが、こういうことを言う人は根本的に卑怯だと思う。そこで「はい、嫌です」なんて言う人はいないわけで、当然「いいえ、嫌じゃないですよ」と答えることを予想して質問しているはずだ。付き合い始めのカップルが「もう、わたしのこと嫌いになったんでしょ」とか言ってお互いの愛情を確かめ合うのに似ている。やれやれ。

 韓国人のコミュニケーションにはけっこうこのような例があって、例えば食堂で食した後、レジで支払いをするときに、レジの係りの人が「美味しく召し上がりましたか?」と明るく訊いてくる。ここで、「いいえ、美味しくなかったです」と言える人がどれだけいるのだろうか。誠心誠意、全力を尽くして料理を提供しているような店ならともかく、ちょっとしたチェーン店でこのようなことを言われるから驚く。正直、「あんまりうまくなかった」と言いたくなる店も多いし。

 こう考えると、韓国人もけっこう本音と建前を使い分けるのだなあと思う。でも日本と違うのは、プラスのイメージを強要する点だろう。日本はマイナスがあっても言わない。韓国はプラスがなくても言わされる。そんな印象。
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by koreauniv | 2009-01-10 01:30 | 日記
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